一包化

一包化とは

一包化のチェック

複数の薬を、朝食後・昼食後・夕食後など服用するタイミングで一袋ずつパッケージにすることを一包化といいます。
大切な薬を一袋にパックすることで、飲み間違いや飲み忘れ、紛失などの心配がなくなります。
また、パックには患者様の氏名はもちろん、飲むタイミングや薬の名前、服用する日付を入れることもできます。
患者様のご希望に合わせて飲みやすく調剤できますので、お困りの時はお気軽にご相談下さい。

お薬を一包化する時は、お時間をいただいております

処方の内容によりますが、日数が短く簡単なものだと5~10分、
日数が長かったり薬の数が多いものだと30~60分、
平均すると20~30分程度かかります。

<一般的な一包化作成の流れ>
飲み間違い防止のため袋に色分け 分包機

1.お薬を一包化しても問題ないか、処方内容をチェックします
2.一包化を作成するための作業書を作成します
3.一包化する医薬品を集めます(ピッキング)
4.一包化を作成する機械(分包機)にデータを入力します
5.分包機で薬を分包します
 PTPシートに入っているものは、プチプチ指で押して機械のマスに入れていきます
6.分包されたパックに色分けが必要な物は、マジックなどで色分けをします
 当グループでは、飲み間違い防止のために
朝食後:黄色線、 昼食後:赤線、 夕食後:青線
とパックの上部に線を引くことが多いです
7.分包された薬に間違いがないかをチェックします
 ・作業書と処方内容に間違いがないかをチェックします
 ・集められたり、一包化に使用された薬が間違いないかをチェックします
 ・パックされた薬に間違いがないかを一包ずつチェックします


このように、ご自宅でのお薬の服用や管理にできるだけ不便を感じることがないように、お薬を間違いなくお飲みいただけるよう、細心の注意を払ってパックをしていますので、お薬が出来上がるまでにお時間がかかる場合がございます。

なお当グループでは、患者様の待ち時間を少なくするため、また有効に利用していただくためにFAXやお薬電子手帳アプリからの処方箋受け取りシステムに対応していますので、お気軽にご相談下さいませ。